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施工事例

文化財修復

岡崎信用金庫資料館(岡崎市伝馬通)

【工事名】屋根工事
ドーム屋根一文字葺き、西側飾り屋根一文字葺
尖塔に避雷針と飾りの銅板の球

H19.12:登録文化財認定
昭和56年改修施工(岡崎市伝馬通)

大正3年頃に建てられた。
当時東京駅の石積み工法を岡崎の石職人が見学に行ったという話しがある。
この銅板葺き屋根は創建当時の図面が無く、新聞記事の写真を参考に飾り部分を形造り施工した。

名古屋市市政資料館

【工事名】
旧名古屋控訴院高等裁判所修復工事(重要文化財)
 

①名高裁のシンボル名古屋高速から良く見える。
②棟屋:創建当時そのままのドーム屋根(大正4年)銅板一文字葺 伊勢湾台風の被害をまぬがれた。
③点検用はしご:足の踏み面が確保できるようステップが浮かしてある。
 屋根の一文字葺は頂部に行くほど横幅が縮んでいて、一周の割り数が同じになっている。
④名古屋市市政資料館 航空写真
⑤建物の北・東方向からの全景:隅屋の飾り屋根が建物の四隅を飾る。
 中央ドームの裏側にも同様の飾屋根がある。
⑥名古屋控訴院高等裁判所のシンボル棟屋のドーム屋根が中央に見える。
 建物南側・西隅からの全景、外溝に植えられた樹木の育ち具合が南側と北側でこんなに違う物なのかと月日の長さを思う。
⑦シンボル中央ドームの屋根の頂上に大きな飾玉がある(銅の鋳造品最頂部に避雷針がある)。
 その下に座布団のような台座が銅板を打ち出して包んである。
⑧ドーム屋根のすぐ下にあるドーマーウィンドウ円形の飾銅板は凹・凸三次元曲面加工であり、加工・施工共難儀をしたところである。
 窓の下側にある飾も三連の断面がアールになっており直角に曲がっている。
 三連のジョイントは半田付けで接合している。

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